むし歯予防講話(4~6年)

 歯科衛生士の牛山先生から、むし歯や歯周病等に関する指導をしていただきました。

 4年生は、噛むことの重要性を学びました。よく噛むと体にいいことがたくさんあることを「ひみこのはがいーぜ」で覚えました。「肥満予防・味覚の発達・言葉の発音・脳の発達・歯の病気予防・がん予防・胃腸快調・全力投球」などの効果があるそうです。

 5年生は、フッ素の効果について学びました。卵の半分にフッ素を塗布し酢の中に浸すと、フッ素を塗布してない側は卵の殻のカルシウムが酸で溶かされて泡が大量に出ていました。子供たちは卵の様子を興味深く見ていました。

 6年生は、歯周病の原因や8020運動について学びました。8020運動は「80歳まで健康な歯を20本残す」ことを目標に、世界で取り組んでいる運動です。日本の平均は17本で20本に届いていないことや、その原因が定期検診の受診率の低さによるものだということを教えていただきました。

 その他、自分の歯に合う歯ブラシの選び方や基本的な歯の磨き方なども指導していただきました。6月4日(火)~6月10日(月)は歯と口の健康週間です。歯磨きでむし歯や歯周病を予防していきましょう。